僕が『現実逃避』で生き残った方法とは?

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著作者: Au Kirk ライセンス:クリエイティブ・コモンズ



僕の人生を振り返った際、かなり小さい頃から現在の資質を持ち合わせていたと想像できる・・記憶がある4~5歳くらいのころからとても他人の目を気にする臆病な性格だった様に思える節がある・・結果、今の様に極力他人との関係を避け現実社会から関わりや影響を受けない環境を作り上げていくわけだが、ここに至るまで『現実逃避』自体がストレスから身を守るのに大きな役割を果たしていたと考えられる・・



『現実逃避』は果たして悪い事なのか?




結論から言うと『現実逃避』が無ければ僕は当の昔に気が狂うか自殺してたと思う・・幼少期に他人の顔色を伺いながら生きる癖がついていた僕は常にストレスにさらされていた・・子供とは思えない様な発想と現実的なものの見方は僕から子供らしさを奪い取っていった・・幼稚園児にしてサンタなんか居ないと冷めたものの見方をしていたし、俗にいう『いい子』だったのだ・・



この原因は主に母親の影響なのだが・・本来無償の愛を享受する子供は無条件にワガママであるし、そうあるべきで親から叱られ注意されるのはまた別の話なのだが、子供のころの僕は親を困らせる、注意される事に以上に敏感だった様に思う・・親自体が幼児性が抜けてない場合子供は親の顔色を伺うようになりまともな精神発達が阻害されるという・・結果うちの中でスゴク『いい子』という人格を演じてしまうのだが問題は外でもそれに縛られてしまう事・・本来家の中か外では弁慶になってバランスを保つのだが、両方で『いい子』になってしまった僕は完全に幼少期にして常にストレスにさらされてしまう事になる・・



ここでストレスから精神やカラダに不調でも出れば早期解決できたかもしれないが、幸か不幸か僕にはとてつもない想像力が備わっていたようで、よく空想の世界に逃げ込んでいた・・昔の遊びから思い出しても一人遊び、空想の世界での遊びがほとんどで、友達と騒ぐのは大の苦手だった・・結果、頭の良かった僕は『白昼夢』という現実のストレスから逃れられる方法を手に入れてしまう・・



これが曲者で気が付いたときには現実の人生を生きているという感覚すら薄れ物事を正面からとらえる事が出来なくなっていった・・嫌な事があると空想の世界に逃げ込むのだから問題が全く解決しない・・イジメという迫害からも首をすくめ嵐が通り過ぎるのを待つことしかできなかった・・本来なら耐えきれず問題が表に出てくるものだが以前の同級生に効いてもおそらく目立ってイジメられていた子という印象は無いのではないか?と思う・・そうなると全く反撃できなかった悔しさと後悔だけが残り、いまだにそれに囚われて生きていかなければならなくなる・・



生き残るため『現実逃避』が果たした役割




ただ、今50前にしてまだ生きているのには『現実逃避』が大きな役割を果たしていたと確信している・・今考えてもこれまでの人生運が悪いのか普通に生きていける環境ではなかった・・僕の性質上、そういう状況を呼び込んでしまうのか『悪意』のある人間『利用しよう』と考える人間ばかりが寄ってきて僕を食い物にしようと攻撃を仕掛けて来た・・反論も反撃も出来ない僕は耐えに耐えた後嵐が過ぎ去るか『逃げる』という必殺技を編み出すのだが、それまでに精神的に壊れてしまってもおかしくなかった・・



それを回避させたのが『現実逃避』と『白昼夢』で限界まで現実から逃げ続ける事で殺されるのを避け続けてきたと思う・・最近では現実的に『リアルに逃げる』という裏技も会得し今に至っている・・



ここ最近この『現実逃避』はいけないと色々考えてきたが、考えるほどこれこそが僕が生きながらえている原因ではと思うようになってきた・・これが無ければ既に死んでこの世にはいないと思う・・その証拠に人生の危機を今まで何度も経験した・・普通の人間では経験しなくてもいい事だ・・どれ一つとっても一発で人生を終わらせるインパクトのあるものだが、ことごとく『現実逃避』回避してきた・・



人間考え続ければおかしくなってしまう・・僕はある程度でスイッチをきり『現実逃避』して難を逃れた・・どんな問題も時間がたてば問題が薄まるかうやむやになるもので、そうして嵐が過ぎるのを待つのだ・・結果、問題自体は解決していないので悔しさや後悔残るのだが死ぬよりはましだ・・



今やるべき『現実逃避』の利用法とは




今現在、この性質は全く変わらず残っているが、ここ数年身に付けた技として『リアル逃避』とも言うべき手法がある・・本当に『逃げる』のだ・・『現実逃避』は実際の状況には向き合わず『空想世界』で心を和らげる方法ともいえる・・現実の問題はそこに存在する・・しかし『リアル逃避』は実際の状況に向き合いさらに実際に『逃げる』方法を考える・・言い訳でも、邪道な方法でも良い・・要はストレス状況から『逃げる』ためあらゆる手段を尽くすのだ・・『仮病でも』『でっち上げの理由』でもなんでもいい・・『逃げて』しまえばこちらの勝ちだ・・ストレス自体を取り除くこの方法は後悔や悔しい思いは残らない・・



イザ逃げて見ればわかるのだが、全くあとくされがない・・あれだけ逃れられないと我慢し続けた現実がきれいさっぱり無くなる・・結局自分が考えているほど物事は深刻では無いという事か・・



これは良くマスコミで取り上げられる・・(結局マスコミは視聴率のとれる売れるネタとして取り上げているに過ぎない)『イジメ』と呼ばれる犯罪について考えるとよく分かる・・普通の大人はこの問題に関して解決策など等に分かっているのだ・・議論する必要もないし偉そうな評論家(僕はこの問題のたび登場するおかまの〇〇ママが大っ嫌いだ)の言葉など意味もない・・『逃げれ』ばいいのだ・・大の大人は学校などという狭いコミュニティーがそこだけで無い事は分かっているし80年の人生の内この場所にいるのが3年位であることは分かっている・・そこに迫害があるのだから、なぜそこにとどまる必要がある?別の学校に行けばいい・・単純な事だ‥それが出来ないのは『イジメ』られる方にも原因がある『逃げる』のは解決にならないという間違った考え方があるからだ・・はっきり言う『イジメ』なんて一言で言うべきでなくこれは犯罪だ!『窃盗罪』かも知れないし『暴行罪』かも知れない・・その認識が足らないから『逃げる』という方法を獲らない・・では言い換えよう『避難』すべきだと・・ここまで言えばリアルに感じられるだろうか?



じゃあ『逃げた』本人の人生がその後悲惨になるのか?いや、不当な扱いからは逃げる権利がある事を理解し『避難』した場所で新たに新しい人生が切り開ければプラスこそあれ何の問題も無い!そこでもうまく行かなければまた『避難』すればいい・・『イジメ』という犯罪被害にあいやすい子供は自分には『権利』ないと思いがちだ・・そう自分には『逃げる』権利もないと・・権利はある!アホな評論家が言う『イジメ』解決なんて存在しない・・犯罪は『逮捕』しなきゃ解決しようがない・・もし親が『逃げる』事をしないのなら学校を訴えてでも解決すべきだが今の日本、学校は治外法権なので戦っても意味はない・・だから『避難』すべきだと思う・・



こう考えると大人になっても『逃げる』事は必要で自分を守るためなら不毛な我慢や忍耐は時間の無駄だ・・耐え続け現実逃避している人たちはぜひ一度『逃げる』事をおススメしたい・・
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