自分が望む仕事のカタチを考えてみた件

lgf01a201411080000.jpg著作者: Emilien ETIENNE ライセンス:クリエイティブ・コモンズ表示







正社員になる事がゴールなのか?




3年前会社を辞め転職活動を開始した・・当初はやはり不安で足元の橋がぐらついて下の川に転落するような感覚?やはり定職についている安心感は大きい・・会社員時代悩みに悩んで結局フリーになりたいと考えるようになった・・自分で言うのもなんだが絵にかいたような真面目社員でもし順調に満足いく地位についていたら退社する事は無かったと思う・・



自分が描く人生とはあまりにも違いがあり退社に至った・・今でも後悔してないと言えばうそになるし、今色々な試みをやり続けているのもこの時の悔しさがあるからで、もう、我慢だけの仕事はこりごりだ・・しかしそう簡単にうまく行くはずは無く、正社員として働いた方が精神的に楽なのは痛感した・・



そう、考えずに済むからだ・・日常を普通に過ごし家に帰ればTVを観てリラックス、休日には体を休め「明日は仕事か・・」と少し憂鬱になる・・平凡だが常に先を心配する必要は無い・・しかし最近新入社員や課長クラスの過労死がニュースになっていたが、一般的には死ぬくらいなら辞めればいいのに?って思うだろう・・



しかし悩みに悩んで会社を退職した経験者から言わせれば、そんな考えも浮かばないくらい疲弊して死を選ばざるを得なかったのかな?と思う・・僕も退職前はまともな精神状態ではなかった・・・ここで手厚くケア―するか厄介払いするかは会社によって違うのだろうがはっきり言ってその会社で生き生き働いてる人も居る・・



結局はそこに合うか、あわないかなので自分の居場所では無いと認識出来ればすんなり辞める事が出来たのでは?と思う・・そう考えると正社員になることがゴールとは言えないな・・今政府でも『同一労働同一賃金』の考えが盛んに言われるが正社員がどんなに過酷な労働を強いられているか労働者は分かっていて、そんなことに同調する人は正規で働いたことのない人だろう・・



想像を絶する責任とプレッシャーに押しつぶされそうな状態で働き続け、単純に自分の仕事だけをこなして「ハイおしまい」では無いのだから、今の政府の考え方は夢物語に過ぎないだろう・・一つ解決策があるとすれば、全員正社員では無く均一の労働環境が作れれば問題が解決しそうだが、それでは社会主義になってしまうので上手くは行かない気がする・・



自分の望む仕事とは?




僕の望む仕事は一言では言えないが3年たって実にシンプルな考え方に行きついた・・「仕事のやりがいや生きがい」など求めていない・・正社員や地位など無意味で「仕事」=「お金」というシンプルなものだ・・実はみんな気づいてはいるだろうが口に出して言う人は少ない・・常識的にはそんなことを言えば『あいつは考え方の貧しい奴』ってレッテル貼られそうだから・・しかし、これが究極の結論だと思うし、政府が考える『同一労働同一賃金』の考え方はまさにそれだ・・



正社員でないと恥ずかしい、世間体が気になる、知り合いに顔を合わせられないという考えが一般的だが『稼げれば』そんな事はどうでもいい・・食っていけるかどうかが問題で、実はパート(今はアルバイトしかいない時代だが)の女性が一番これを体現している・・今の職場でも女性は多いが家計を助ける為働いている人が殆どで仕事についての哲学や悩みも少なく『仕事』=『お金』という実にシンプルな考えかたで働いている・・もし日本の正社員にもこの考え方が広まれば政府の考える社会が実現できると思うがまだまだ先の話だろう・・



正社員、仕事=人生の時代は終わりを告げるのかもしれない・・



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