奴隷労働者からの解放!労働力搾取企業と活用企業の違いとは?

オートストア.jpg
画像出典:AutoStore ロボットストレージシステム日本語ver. [オートストア]
僕は長年販売小売業で働いていた
家具や日用品を扱う企業だ
大まかに言うと販売以外商品管理
どちらかと言うと肉体労働系だ
ただ接客業でもあったので
常にネクタイを締めなおかつ力仕事
結構大変だった・・
今日はYouTubeで面白い動画を見つけたのでこれについて

本日の気になるアイテム
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ニトリ強すぎ・・

従業員の労働力、良心に依存する小売販売業

上のYouTube動画は『オートストア』という倉庫のシステムで日本では『ニトリ』が採用している
倉庫作業は僕もずっとやってたが・・
この『オートストア』半端なくスゴイ!
以前から言ってるが・・
僕がいた販売小売業は仕事としてはキツイ部類だ
まず収益の余力が弱い
いわゆる粗利が低いという事だ
かの小売りの巨人『イオン』も一時赤字に転じている
あれだけの大規模展開をして客足も悪くない様に見える
なのに赤字・・
となるとどうなるのか?
かく末端の従業員の負担が大きくなる
人員は削られ
効率化と言う名のもと仕事量は増え
しかも勤務時間は削られる
結果時間外でやらざるを得ない状態に・・
ただ会社は『早く帰れ』と言ってるのに・・
と責任逃れ・・
従業員が勝手にやっている
そう言い訳していた
さすがに近年はこれも労働基準法違反にあたる認識
でも実は小さい支店などでは相変わらずの状態のはずだ
結局これは効率化を従業員の善意に頼った労働力搾取に他ならない
行ってみれば上が馬鹿なのだ・・
どうすればコンプライアンスをまもってかつ効率化
売上につなげるか?
そう言う視点に欠けている・・
かく責任者・・主に部長クラスが
自分の保身だけ数字だけ見る企業はえてしてこうなる

労働環境も含めて進化する企業とは?

ではどうすればいいのか・・
小売業の現場では
『店長は上の顔色ばかり・・』
『出来ない事分かっていて指示を出し残業払わない!』
こんな声が聞こえる
完全に末端の従業員の負担犠牲を前提に利益を吸い上げるパターンだ
ハッキリ言って最近の小売業は従業員の犠牲なしに成り立たない
なんせ全従業員の7~8割がアルバイトなのだから
アルバイト!パートでさえない!
低賃金でこき使うシステムで低価格を実現している
そう言う事だ・・
ではどうなれば理想の小売業になるのか?
ハッキリ言って当たり前のことを実現する
それだけ・・
労働基準法を守り!
IT企業並みに時給1000円以上で募集できる体力!
労働環境が良好!
僕がいた店ではバックヤードの階段下の暗がりにカーテンを引き
女子更衣室にしていた・・悲惨・・
有給がきちんととれ
正社員もサービス残業しなくても良いシフトが組める
その為の効率化が必要だと思う
ただ効率化収益アップに一番簡単な方法
それが従業員の労働力の搾取だ!
手っ取り早いので・・
本当の理想を追求しようといういきな企業の
何と少ない事か・・!


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爆走する『ニトリ』!業界内から見たその違いの秘密!

最初に紹介したオートストアは日本では『ニトリ』が採用している
言わずと知れた家具ホームファッションの雄!
飛ぶ鳥を落とす勢いの企業だ
実が僕が勤めていた企業はニトリと同業だ
実際近くの店舗との競合として戦っていた
ただ現場で仕事してた頃その圧倒的な力の差に唖然としたものだ
とにかくすべてが効率化しているニトリに対し
従業員の労働力に頼るわが社は勝てるイメージすら浮かばなかった
一例いうと標準化の違いというところが大きい
ニトリは全店でPOP、レイアウト、値札に至るまで同じ
要するに標準化されていた
恐らく社員は送られてきたPOPや飾りレイアウトどおりに売り場をつくる
片や自分の会社は値札からPOP、レイアウトのある程度を自分で考えろという
POPなどは手作りで深夜まで残業して作ったものだ
そうして出来上がった売り場はとてもニトリの洗練にかなうものでは無く
結果担当のお前が悪い!と罵倒され
訳が分からない
自分の会社ももともとニトリより売り上げ規模も大きかったのだが・・
結果、あっという間に抜かれてしまった
結局は本部の総合力
上の経営能力と言う事だ
一族経営の僕の会社に太刀打ちできるものでは無かった・・
TOPになって社会に貢献できるビジョンを持てる経営者と
一族の利益しか考えない経営者
この違いだろうか?
まあ僕が辞めた後も大塚家具の様にはならず
未だ生き残ってるので最悪に悪い企業では無いと言えるが
本当に働いていた頃
ニトリの組織力、標準化、先進性に驚かされた・・
やっぱり企業はトップ次第という事だ
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