IDC大塚家具の再生!持てる強みを最大限に活かす方法とは?

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画像出典:朝日新聞デジタル
ココ最近、度々話題になる大塚家具
ついに今期の業績予想を赤字に修正した
完全に詰まった状態・・
あとはどこに身売りするか?
貸し会議室大手のティーケーピー(TKP)
ここが最有力とされている
以前の記事関係でも指摘しているが・・
自分の土俵で戦わず触手を伸ばした結果の失敗
そんな感じだ・・
おはようございますいまさらタローです

本日の気になるアイテム
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ニトリに引きずられ消えて行った家具店

私は20年以上家具業界で働いた経験がある・・・
低価格路線に舵を切った高級店は間違いなく消え去って来た
当たり前なのだ・・
高級店と安売りの店
これは同じ家具店とは言えない
売っているものが違うからだ・・
安売り店は商品そのものを価格で売る
片や高級店は商品と同時にステータスを売ってるからだ
『目に見えぬ満足』
他にない逸品!
大塚で買ったというステータス!
ステータスを自ら捨て土俵を降りてしまった大塚に勝ち目はない
実はこの高所得層への満足、ステータスを提供するのは容易な事ではない
長く培った知識、商品力、ブランドとの信頼関係
これが必要でニトリにはそれは無い!
マスコミではニトリの躍進と大塚の凋落をよく比較報道する
これも意味のない事で・・
スーパーと百貨店を比較してる様なものだ・・
IDC大塚家具もこのまま低価格路線にひきづられ消え去ってゆくのか?

他にない存在感!IDC大塚家具の本当の資産とは?

ここに至る経緯を見ていると
大塚久美子社長は本当に現場を知ってるのか?
実際自分で家具を販売したことがあるのか疑問だ・・
価格を安くすれば売れる
大衆店に近づければ業績が上がる
入りやすい店にすれば客数が伸びる?
次々に打ち出される方針を見ながら・・
ため息しか出なかった・・
大塚の社員が可哀想だ・・
大塚の本当の資産は不動産でも高級家具の商品そのものでもない!
長年培われた人の知識や経験
高級家具を扱うノウハウだ
どこの世界で何十万円、何百万円するソファーを
レジに並んで(カウンターかな?)待たされて買う富裕層がいるのか?
人混みの店内であわただしく商品を見て決める富裕層がいるのか?
私は大衆店で長年働いてきた
値引きしか言わない客
家具の説明も聴かず購入後クレームを言う客
『品の悪い客』
のなんと多い事か?
誤解を避ける為言うが決してお客様をないがしろにしてる訳では無い
誰でも入りやすい店というのはそう言う客も多いという事だ・・
ベッド売り場で飛び跳ねる子供
店で騒ぐ客
カウンターで大声でクレームをわめく客
そんな店で高級家具を買う?
そういう事だ・・
現役時代大塚家具を見学にも行ったが・
その違い過ぎる雰囲気と清潔さ高級感に感動したものだ・・
一度でいいからこんな店で家具を販売してみたい
いい家具を説明してお客様と感動を共有したい
そういう憧れを抱いていた
そんな大塚家具が下野に下って来たのだから
正直に言えばガッカリした・・
もう日本ではチェーン展開の家具店で大塚を除きレベルの高い企業は皆無だ・・
もちろん真の富裕層はセレクトショップもしくはメーカー直での取引などもあるだろう
そのレベルにない高所得層と庶民に夢を与える憧れの存在
そこを目指してほしかった・・


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IDC大塚家具再生プラン 一般向けと高級向けを分ける

もうやってしまったものはしょうがないので現在の商品群を区分けするべきだ
本来のブランド品、高級品、ハイレベル商品
中核以下の一般向け商品
価格構成でこの二つに分類し全く別の販売システムで展開すべきだ
接客チームも二つに分け出来れば店舗も分けた方が良い
入りやすい大衆向けの店というコンセプト
これ自体は悪くないのだから・・
ただ高所得層に向けては特別感が重要!
『特別扱いされているという優越感』
これが絶対大切で大塚家具の最も得意分野だと思う
一般向けはアルバイトでもこなせるマニュアルを設定
高級路線には知識と経験のある社員を集め
『特殊部隊』を編成し
徹底的にサービスと高級ホテル並みのもてなしをすればいい
客を差別するなんて!?
その通り!
差ベルする必要がある
どこの世界に一般客と一緒にされて高級家具を買う客がいるのか?
いるはず無い!
上客には特別なフロアーでゆったりと接客を受けてもらい
コーヒーでも飲んでもらい今後の家具プランを提案する
まるで高級住宅を売るかの如く・・
購入後も5年間修理無料保証など特別感満載でサービス提供
定期的な季節のあいさつ
メンテナンスチームを編成し訪問家具診断も良いかもしれない
その代わり価格の安さやコストのそろばん勘定は度外視
価格は高い代わりに誰も経験したことのない様なアフターサービスを提供
今までどの家具店もやってこなかったサービスを極める
だいたい何十万もすぐ家具を購入して詳しい説明書も無いってどういう事
ベッドマットの手入れ方法や豆知識
簡単なブック形式の取扱説明書くらいあってしかるべき
本当に家具業界って顧客サービスが遅れてる
購入後の乗客向けのカスタマーセンター
これくらいあっても良いかもしれない
そんな事コストがかかって・・?
それを含めて価格設定する!
不満のある客は一般向けサービスを受ければいい
サービスは・・
無料では無いのだ!

二極化を進める事で双方の強みを取り組むハイブリット家具店を目指せ!

一般客とは言えたまに思わぬ高級品を購入する乗客はいるものだ・・
一般フロアーで満足のいかない客には高級フロアーに案内し接客すればいい
お目当てのレベルの商品がなければ客は別の店に行く
同じ店で二極存在すれば手間が省ける
片や富裕層とは言え一般商品も必要とする
何でもかんでも高級品なんてただのバカだ
日常使いのスプーン一つとっても高級品というなら本当の富裕層だ 笑
この場合も高級家具を購入後、一般フロアーで日常使いのインテリアなど購入できれば
ニトリなどの他の店に行く手間が省ける
商品群、サービスの二極化を実施し・・
お客様に関しては自分で選んでもらう
長靴はいたおじさんが高級ソファーを買ってはいけない決まりはない
人は見た目では分からないのだ
商品レベルと接客レベルの違いがあれば自然と双方にそのレベルの客が集う
そう言うものだ・・
まだIDC大塚にはこれを実現する人材とノウハウは有ると思う・・
社長は社員に一度聞いてみると良い
きっと悔しい気持ちで悲しみに暮れる社員
熱い気持ちで何とかしたいと願っている社員
たくさんいると思う
打開策は実は社内に存在するものだ・・
社長・・一度目を社内に向けてみては以下かでしょうか?
本日も最後までお読みいただきありがとうございます
   

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