著作者: bluesbby ライセンス:クリエイティブ・コモンズ表示
年金、介護問題、悪徳商法クレーム等、最近高齢化社会の歪が目につくようになってきた・・高齢者が悪いのか社会が悪いのか自分の肌で感じる点を書いてみたい・・
日本人の契約に対する意識の低さ
今、勤務しているカスタマーセンターではよくお怒りの電話を受ける・・理由は様々だがことお金に関しては非常に厳しい入電が多い・・
結局はお客様が契約内容を良く理解していない、失念していた、あまり気にして無かったなどが原因の事が多いのだが・・
殆どの方は自分の落ち度は全く認めず『そちらが悪い』『聞いていない』というスタンスでクレームをまくしたてる・・
そもそも契約という事に関して無頓着すぎるというか『大丈夫か？』と思う程の無関心ぶりで閉口してしまう・・
その中で一握りの人はほとんどキチガイの域で、半年以上支払いをせず解約になっている事に対し文句を言ってくる・・これはネットという環境と電話での話という事でマヒしているのだろうか？
例えばすし屋で寿司を食って『お金がないから払わない』って言えば無銭飲食で捕まるし、商品を予約してお金を払わなければ訴えられても仕方がない・・
もちろん未払い分をほったらかしたら最終的に弁護士事務所に委託になり自分にブラックが付くのだがそんな事も理解していないし、「使ってないから払わない」という意見も多い・・
食事を注文したが「腹が一杯だったので半分も食べられなかった・・だから代金は半分しか払わない」と言ってるのと一緒なのだが・・どうしてもネットとかサービスに関しては意識が低すぎる様だ・・
もちろん契約したのは自分だろうし契約書だって作ってるはずなのだが、よく読みもせず理解もせず簡単に契約しすぎだ・・理解する気もなくトラブルが発生すると『聞いてない』『自分は悪くない』『詐欺だ』と言い出す・・
意外と多い高齢者のクレーマー
時代の流れかインターネットやスマホでも高齢の方の契約も多い・・この場合全く理解せず契約している事も多く、もちろんサービス提供側の強引な勧誘、契約が多い事も話を聞いていると多いと感じる・・
ただ二言目には『自分は年寄りだから』『年寄りにこんな事理解できるわけない』って・・
「だったら契約するな！」って言いたくなるがこれはもはや『老害』というレベルに達している・・
もちろんお年寄りに優しく・・お年寄りをいたわるって事は理解できるが今のお年よりは昔と違い元気で若いと思う・・その代わり常識のない人が多い・・
これは顧客の中で割と多い『外国人』に共通する・・当然言葉の壁があるので通訳を入れても話が進まない事が多い・・
『日本語ワカリマセン・・』『年寄りだからワカリマセン』なんか似ている・・結論から言えば無責任なのだ・・甘えている・・
逆に言えば『外国人』と『お年寄り』の社会進出？が進んでいるという事か？特にお年寄りの自動車事故がクローズアップされているが、チョット聞き分けがない？常識がない？人の話を聞かない・・
もっとお年寄りに厳しい社会に
はっきり言うとお年寄りの人口比率が多い事が原因だと思う・・人口＝選挙有権者という事・・政治もお年寄り受けする政策にならざるを得ない・・
もっとお年寄りに厳しくと言ったが締め付ける訳でなく責任感を持ってもらうという事だ・・あまりにも無責任、自分勝手すぎる・・
もちろん社会保障はもっと充実させるべきだし生活自体困窮するような社会は優しくない・・ただ何でもかんでも平等にばらまく今の政策はわけが分からない・・
お年よりだから許される、サービスされる、優遇される余裕は今の日本社会にはもうないと思う・・現実回ってないのだから・・やり方を変える必要がある・・
全てのサービスや社会をユニバーサルに
ただ現実、お年寄りは若い世代に比べ認識力が劣り社会の変化について行けない点は多いだろう・・だったら提供サービスや社会自体をあらゆる人に対応できるユニバーサル社会に変えればいい・・・
事故の起きないぶつからない車、分かりやすい契約書・・説明ビデオなどでもいいかも・・分かりやすいシンプルな契約・・
もちろん効率社会の現代、過剰なコストはかけられないが、まず当たり前の事を当たり前に変えることで随分違ってくると思う・・
効率競争を緩和させるには法令を定めるのが一番・・違反の罰則を厳格に運用すればその分野ではユニバーサル化が進むと思う・・そうすれば雇用も増えると思うし一石二鳥・・介護業務が問題になっているが社会すべてをユニバーサル発想に変えれば『お年寄り問題』も解決の糸口が見えるような気がする・・
お年寄りや弱者にやさしい社会はきっとすべての人にやさしい社会になると思う
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